minamin's Blog

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OCI Database-VMで選択可能なDatabaseバージョンが増えた話

概要

リリースノート(英語) : Older database release versions available for virtual machine DB system databases(2018.12.17)

OCI Database VM(Oracle Cloud Infrastructure Database - Virtual Machine) のインスタンスを作るときに選択可能なDBバージョンが、少し古いものも選択可能になりました。

実際の画面

こちらは従来からの選択肢 f:id:minamin96:20181220212103p:plain

そして、"DISPLAY ALL AVAILABLE VARSIONS"のチェックボックスにチェックを入れると

今回のテーマの古いバージョンも含まれた選択肢 f:id:minamin96:20181220212137p:plain

(latest)が末尾についていているものは、そのリリースの最新バージョンになるので、 例えば12.2.0.1(latest)は、12.2.0.1.180417 と同じです。 要は、従来の選択肢=latestです。

マニュアル(英語): Availability of Older Database Versions for Virtual Machine DB Systems


地味に嬉しい、この機能。

従来のインスタンス作成時のバージョン選択は、各リリースの最新バージョン(Patch Set Update/Bundle PatchやRelease Updateが適用済)のみでした。

もちろん最新バージョンで使うのが一番なんです。セキュリティ問題対応等もあるので自分の身を守るためにも。なので、古いバージョンで作った後もどこかのタイミグで新しいバージョンにすることをお勧めします。

docs.cloud.oracle.com

とはいえ、選択肢が増えるのは嬉しいですね。


記事の内容は執筆時(2018/12/20)のものであり、現在とは異なる可能性がありますので適宜最新状況をご確認ください。